フリードリッヒ・シュライエルマハーのことば 共感性
19世紀初め(1796-1834)のプロテスタント神学者であったフリードリッヒ・シュライエルマハーは、次のようなことばを書いています。
「いかに離れていても、すぐれた精神はすぐれた精神を察知する」
これを、佐藤優氏は
「いかなるところにいても、平和を求める精神は平和を求める精神を察知する」と言い換えることもできる。参考文献「宗教と暴力(角川書店)」p86
と、言っています。
この言葉には、共感性とかシンパシーというイメージを持ちました。
信仰の対象などの背景が個人個人で違っていても、「平和」などの共有できるテーマがあれば、通じ合えるし、対話や協力もできるはずだということなのですね。
コトバでなくても、行動やたたずまいで、通じたり感じたりするコトがあるのですね。
この感性は大事に磨いた方が良いようですね。
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