新しいものは何一つない。

『 かつてあったことは、これからもあり かつて起こったことは、これからも起こる。太陽の下、新しいものは何ひとつない。見よ、これこそ新しい、と言ってみても それもまた、永遠の昔からあり この時代の前にもあった。(伝(コヘレト)1:9-10)』

『新商品(NEW)』は、お店でよく見かけます。

それは、好奇心をくすぐられるからです。新しいものが大好きという人も結構多いので、その人たちにとっては、響くワードなのでしょうね。

ソロモンが生きていた時代に、森羅万象、未だかつてないというものは無かったというのです。

姿や形を変えてみても、衣の着せ替え程度のリニューアルなのでしょうか?

実用新案と言っても、さらに便利にしたという程度なのかも知れませんね。

思い返せば、人間の歴史は、破壊と再建の繰り返しだったのでしょうね。

今は、コンピュータが全盛の時代ですが、停電がおきれば、たちまち無力化されてしまいます。

人間が遺した文明の遺跡で、大きな石や建造物がありますが、今の時代のようなクレーなどの重機がなくても、それを動かし建造する技術があったことや、計算方法もあったことなども考え合わせると、「新しいものは何もないのかな?」とも思います。

今の私たちに与えられた新しいものは「与えられた時間」なのかも知れませんね。

その新しい時間を有意義に使いたいですね。

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Posted by dblacks