当たり前というワナ
『だからねえ、コペル君、あたりまえのことというのが曲者なんだよ。わかりきったことのように考え、それで通っていることを、どこまでも追っかけてゆくと、もうわかり切ったことだなんて、言っていわれないようなことにぶつかるんだね。(君たちはどう生きるか 吉野源三郎著)』
世の中の物事に原理原則がありますが、あくまでもローカルルールではないでしょうか。
また、常識とか非常識というものさしもよく使われますが、それもまた、ローカルルールではないでしょうか。
大切なのは、場所などに応じてほどほどの対応が求められているということですね。
「有難い」というのは「あたりまえ」の反対語だといわれます。となると、あたりまえの範囲は、すごく小さい範囲なのでしょうね。
「定番」とか「当然こうすべき」としている要素を、もう一度、「果たしてそうなのか?」と考え直してみるのも、新たな気づきに繋がる可能性が開けるかも知れませんね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません