人間は、神と悪魔との間に浮遊する パスカル
『人間は、神と悪魔との間に浮遊する パスカル』
それは、エデンの園からはじまったのですね。
サタン(悪魔)に関して、ヨブ記の記述を見てみると、今でも、悪魔は人と神のそばにいるイメージです。
目の前に、天使のような人が現れても、その実態はどうなのか? 考えて吟味してみる必要が出てくるかも知れませんね。
悪魔は、「光の御使いを装う」という記述もあります。
そもそも、悪魔の正体は、かつて天使長をしていた「ルシファー」とのコトですから、御使いの姿はお手の物ですよね。
「浮遊する」という表現は、人間の心の不安定さを見事に評していると感じます。
人間が移ろいやすいと感じるのは、周囲の人を見ていても感じるコトですし、何よりも自分自身を客観的に観察すれば、朝令暮改の繰り返しの人生ですからよくわかります。
肉体的生命の終わりまで、神と悪魔の間を浮遊しつつ、最後には、主の御腕に至りたいですね。
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