怒りは敵 徳川家康
『怒りを敵と思へ(え) 徳川家康』
戦国武将の中でも、徳川時代を始めた人ですから、色々な哲学をもっていたのでしょうね。
このフレーズは、「怒りを敵だと思え。」と言うのです。
実際には、うまく感情をコントロールしないと、集中力も削がれるし、エネルギーも奪われますから、冷静に考えれば「なるほど」と合点がいきます。
でも、戦いの場は平時でも、「常在戦場」です。
不安を煽るプロパガンダ(マッチポンプ)もあれば、毒をばらまくと流布したり、実際に、ばらまく輩もいますね。
マッチポンプは、石油コンロに火をつけるときに点火効率を上げるために使います。
でも、そのような流れも、この世の中で伝統的に使われてきたのですね。不安を煽りパニックを誘うような報道であったり、事実ではない事を報道して、人々を誘導したり、怒りに火をつけて煽動したりすることなどですね。
今でも、行われている手法ですね。
怒りに火がつけられて、続きの燃料が投下されると火事になります。そうなると、日常がなくなり非常事態になってしまうのですね。
このことをよく理解した上で、「怒り」の扱い方に警鐘をならしていたのでしょうね。
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