主語の大切さ 相手に対する思いやりも…
日本語では、主語がなくても文章が成立してしまうので、通訳をする人には困ることが多いようです。また、文末が変化すると意味が逆転してしまうので、同時通訳には難題でもあるようです。
また、主語抜きで話す人も多くいて、明確にするために聞き直さなくてはいけないこともありますね。
「あれ」が「こう」なって「こう」なった。
なんて、やり取りも日常的にしていますから、共有できる何かがあると、言葉数が少なくても理解できる部分もありますね。
しかし、情報共有できていない間柄では、正確性を期するために明確化し、意図や意味を確認しておく必要があるのですね。
また、主体性の要素も大切です。これは、「私」か「他人格」のどこに主体のバランスがあるのかも重要になってくるからです。
自分だけに主体を置くならば、自分がOKならいいのです。他人が迷惑しても関係ありません。
また、他人だけに主体を置けば、その人がOKならばいいのですが、自分は相手だけに合わせて我慢しなければならなくなることもあるでしょう。
お付き合いを続けるためならば、自分も相手もOKなゾーンを探り出していけなければ、長続きできませんね。このためには、主体性をどこに置くかを考えて、合意に至らなければ、関係を維持すること自体が難しくなりますね。
自分が相手にどの程度まで譲歩できるのかを考え、相手がどうならばどのあたりまで譲歩可能かを考えて、お互いがOKなポイントを探り当てられたら、お互いがハッピーになれるのでしょうね。
自分で守る主体性の範囲と相手への思いやりのバランスが大切ですね。
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