幸せに生きるためのチカラ1 「共感力」 子どもの力02
「良かったね」とか「残念だったね」などと、自分にとってではなく、相手にとってどうであったかに焦点を合わせて、共感することができる能力を「共感力」と言います。
この「心の焦点」をどこに合わせるかによって、周囲との関わりが大きく変化していきます。
別の言葉で言うと「誰かのことを自分のように喜んだり悲しんだりすることができるチカラ」です。
共に喜んで、共に悲しむということを適度な距離感でできると、TPOに合わせて相手に寄り添うことが可能になりますね。
でも、相手が求めていないのにしてしまうと鬱陶しがられますから注意が必要ですね。
子どもや職場の後輩を育てる場所では、このチカラを共有するのが第一歩かも知れません。
見守る側(トレーニングする側)は、結果の良否にかかわらずに、とにかく「ほめられる点」を見つけて、ほめることが大切ですね。
思ったよりも取り組んだことが難しくヘコんでいても、取り組んだ動機や努力をした過程をほめることはできるのですね。
また、どういう結果を目指したかったのか?や、今度はどのようにしたいなども、相手の意志をくみ出して共感できれば、次へのエネルギーにつながりますね。
この「共感力」は、奥が深いですね。まさに、「共育」ですね。
参考文献 「子どものチカラを信じましょう 高橋孝雄 著」
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