学問を勉強しない人は不幸ではない 中村天風
『もし、知識だけを磨いて人間が幸せになれるなら、学問を一生懸命勉強した人はみんな幸福になれそうなもんじゃないですか。そして、学問をしない人はみんな不幸であるべきはずだが、そうじゃないでしょう。 中村天風』
人生の大半は「耳学問」というのが現実に近いのかも知れませんね。
知識は、もの知りと言われたい人にとっては、「大のご馳走」です。
それが、役に立てれば、非常に有用な話です。
実際には、知識だけでは無く、知恵と組み合わさったときに、最も効果を発揮するのですね。
学問を否定しているのでは無く、幸せになるための道筋を自分なりに考えて、選択していく大切さを示唆しているのでしょうね。
2020年の現代社会は、大学卒業や専門学校卒業者が多くいて、就職活動もしのぎを削り合っているというイメージがあります。
親も子も自分なりの「より良い幸せ」に到達するために、努力を積み重ねています。
そのための学問でもあり、できる限りを尽くしています。
でも、「幸せ」を実感できている人はどれほどいるでしょうか?
極論を言ってしまえば、多くの知識を抱え込んで自分が不幸だと思うなら、何も知らないような状態でも幸せだと感じている方が良いと言うことですね。
学問や知識は、より良い幸せに近づくために活用したいですね。
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