身に付けるモノ捨てるモノ アール・ナイチンゲール
『自分自身の人生を豊かで生きがいのあるものにできる人にとって、身につけておくべき気質と知識がある。また、捨てなくてはならない害のある行動、迷信、感情もある。自分が最もなりたくないと思う人に、似て見える要素はすべて捨てなくてはならない。 アール・ナイチンゲール』
アール・ナイチンゲールは、「自己啓発分野のパイオニアとしても世界的にその名を知られる人物であり、放送業界や生命保険会社などで大成功を収めた実業家でもある。」と紹介されていました。
このフレーズは、人生における断捨離をせまるようなアプローチですね。
捨てること「害のある行動」「迷信」「感情」、「なりたくない人に似て見える要素」と列挙されています。
害のある行動は、より良い行動の習慣化への転換と理解できますね。
迷信に関してはシンプルですね。根拠不明な流布には気をつけた方が良いですね。
感情に関しては、少々、複雑な心情もあるように感じます。分別が必要かも知れません。
なりたくない人に似て見える要素は、一番ハードルが高そうです。嫌悪感は相手に向かっているように感じられますが、自分自身に向かっている現実があるからです。
これを克服したいならば、まず「自己受容」ですね。
さらに、その要素をより良くして習慣化することに努力することでしょうか。
ただ、人間はシミのような黒点一つに囚われて、エネルギーを吸い取られてしまう傾向もありますから、その一点がどれほどのダメージかを評価する必要も出てくるでしょうね。
執着心からの解放は、エネルギーの有効活用に大変有効ですね。
そこで確保できたエネルギーは、気質と知識を獲得することに活用できますから。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません