生きている? 息をしているだけ?
セールスのクロージングで使われていたフレーズです。
『あなたは生きていますか? 息をしているだけですか?』
確かに、思考停止状態であれば、「息をしているだけ?」と言われても反論のしようがありません。
あるいは、思考が堂々巡りしていて、身動きがとれないで、同じ場所にいるということもあるでしょう。
生きているのなら、「行動し続けて当然」なんてことはないはずです。
生きていることを体感できるコトって、一体、何なのでしょう?
リストカット経験者に教えてもらった話です。
その人の場合、リストカットは、自死するためのモノではなく、手首を浅く切ると赤い血が出てくるので、それを見て生きていると実感していたのだそうです。
自傷行為は、様々な感情が入り交じって、はじまるようですが、その中に、生きていることの確認が入るとはとビックリしたことがあります。
生きている実感は、五感で感じるという部分もありますね。
「自分が浸っているコトが夢かも知れないからつねってみてくれ」と言って、つねって痛ければ、現実だというコトを確認できますね。
痛いの他に、くすぐったいなどの刺激もあります。
最近、得たいの知れない感染症などの影響もあり、身動きがとれないでいる人も多くいることでしょう。
せめて、「息をしている」コトだけでも確認して、アクティブに活動できる時に備えたいですね。
「生きている」とは? 私にとっては、まだまだ、「謎」が多いです。
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