環境を整える バーナード・ショー
『自分がこうなったのは環境が悪いからだ、と文句ばかりいう人がいる。私は環境なんて信用しない。この世間でりっぱにやっている人物は、自ら立ち上がって望むような環境を探したか、或いはもしそういう環境が見つからなければ、自分で作り出したという人たちなのだ。 バーナード・ショー』
自分が身をもって体験した環境が、自分の基準点になるのは否定できないと考えています。
なぜならば、この世に生を受けてから、しばらくは自分では環境を選べないからです。
自分で選べる段階になっても、その場に居続けるのは、動きづらい要素があるとしても、その人の選択です。
その選択は、その環境に居て不平不満がないのなら、素晴らしい事です。
しかし、他に自分にとって、より良い環境があると思えば、他の選択肢があるのではないかと、このバーナード・ショーのフレーズはせまってきます。
「自ら立ち上がって望むような環境を探したか」?
「或いはもしそういう環境が見つからなければ、自分で作り出した」か?
自分が居る環境に表現のしようがない不安を感じているのなら、この問いに対して、ジックリ考えてみる必要があるのではないでしょうか?
人間は、今までと違う所に移動することに、不安を通り超えた、恐怖さえ感じることがあります。
「現状維持の不安や不満」と、「別の選択肢を採用する不安」とどちらが大きく感じられるでしょうか?
人生には、安住の地は無いのかも知れませんから、時には、違う環境を探すか、つくり出す必要性が出てくるのかも知れませんよね。
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