豊かになるタネの撒き方 箴言11:24

『気前よく施して、なお富む人があり、正当な支払いを惜しんで、かえって乏しくなる者がある。(箴言11:24新改訳2017)』

「二度小切りはするな!」などと先代から言われたと聞かされました。

「一度、値引き交渉をしてもよいが、それ以上はやめておけ」という意味だそうです。

正式な支払いを惜しむとは、このようなことなのかも知れませんね。お互いに適正な利益が確保できるように配慮するのが持続可能な商売をするための大切な要素なのでしょうね。

最近は、コストダウンという流れで、買い叩くのが正義という風潮が感じられるのが残念です。

「…かえって乏しくなる者がある。」と言われるのですが、そうで無い人や企業もいて、「過去最大の利益だ」などと聞く時は、空しささえ覚える時があります。

一方、気前良く周囲を幸せにする人もいます。資産家で無くても、その人の周りには、穏やかな空気の流れや笑顔の人たちがいます。

その人の温かさが溢れ出て、周囲を潤しているのですから、当然のことですね。

創造主である神の所には、祝福が溢れかえっています。

でも、その祝福を抱え込んでしまう人には、次の祝福を与えたくても与えられません。

それは、その人には入るスペースが空いて無いからです。

その祝福を受け続ける秘訣は、自分が与えられた祝福を周囲に溢れさせて行ける人のようです。

まるで、出エジプトの後に荒野で与えられたマナを抱え込んで、腐らせてしまった人のようですね。

自分で祝福を味わい、周囲に分かち合うことこそ、より豊かになる秘訣なのですね。

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Posted by dblacks