平和を目指すために 箴言12:20

『悪を耕す者の心には裏切りがある。平和を勧める人の心には喜びがある。(箴言12:20新共同訳)』

「悪を耕す者」と「平和を勧める人」が対比されています。

「悪を耕す」は、「悪を企む」と表現した方が分かりやすいですね。

別な表現をしてみると
「心という領域で、何を考えていますか?」
と、問われているように感じます。

一人一人、興味を持つことは異なりますから、何についてどのくらい思い続けているか? 差があります。

「心を用いる」という表現もありますが、何に対して心が向いているかという要素もあります。

自分が実現したいことも、応援している人がどのようになって欲しいかもあります。

それが、平和に繋がることなのか? も問われていますね。

「悪を耕す者の心には裏切り」と記されているのは、人を騙してでも、自分の欲望を遂げようとする要素に対する指摘です。

人間は、世代を経て利口になぅているのかと期待していたとしても、発展したとされる現代社会の現状は、何たる有様でしょうか?

資本主義社会は、争奪戦の要素がありますから、如何に、熊手でひっかき寄せたモノが勝者となる一面があるのですね。

でも、人と人の関わりにおいては、寂しい結果になります。

「平和を勧める人の心には喜びがある。」という方向性でありたいと願っています。

未分類

Posted by dblacks