名前について 箴言10:7
『正しい人の呼び名は祝福となり、悪しき者たちの名は朽ち果てる。(箴言10:7新改訳2017)』
正しい人というと、聖人君子というイメージを持つ人もいますね。
杓子定規であったり、融通が利かなかったり、堅物という部分も感じるのかもしれません。
でも、世の中を形成している人たちの大部分が善人ということで、性善説は成り立っています。
一方、「肉稀って子世に憚る」などというフレーズもあり、悪ぶって肩をいからして、闊歩している人たちもいます。また、「悪名は無名に勝る」を実践して、炎上商法で荒稼ぎしている人たちもいます。
しかし、長い目で見ると、「悪しき者たちの名は朽ち果てる。」というのです。
人間は、正しくありたいと言う気持ちと、「毒を食らわば皿まで」と悪に染まってでも生き延びなければという葛藤の狭間で生きているのが現実なのでしょうね。
自分が、どのような動機で、何をしたいかは、他人から見えるコトではありません。ですから、自分の中に、それを意識化することも大切なステップですね。
人間の良心に従えば「悪に染まりたくない」のですから、それを回避することができれば、正しい人にとどまれるのでしょう。
最も大切な視点は、祝福の範囲に入るための要素です。
それは、創造主である神の基準に叶っているかどうかなのですね。
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