英雄の定義 ロマン・ロラン

ロマン・ロラン,光陰矢のごとし,英雄の生涯

『英雄とは、自分のできることをした人だ。一方凡人は、自分のできることをせず、できもしないことをしようとする人だ。 ロマン・ロラン』

自分の時間は限られています。

一日24時間、1年で8760時間、10年で87600時間、50年で438000時間。

誰でも、同じです。

でも、自分の前には、やらなければならないコトが積み上がっていきます。

一方、興味があるコトに熱中していると、あっという間に時間だけが過ぎていきます。

まさに、「光陰矢のごとし」です。

最近は、高速インターネットの普及で動画サイトが両手を広げて大歓迎してくれる時代ですから、何時間あっても足らないと感じる人も多いでしょうね。

動画サイトやゲームは、現代の底なし沼の一つですから、適度にしないと、気がついた時には身動きがとれないほどになる可能性がありますね。

自分の目の前に積み上がるコトは、苦手なコトや気が進まないコトではないでしょうか?

また、調整が付かずに棚上げになっているモノもあるでしょうね。

生活していく上で、必ず、いつか、誰かがやらなければならないコトもあります。

その山のトリアージ(優先度チェック)をすることが大切ですね。

冒頭のフレーズは、「自分のできることに取り組んだ人が英雄」と評されています。

まあ、誰でも英雄として名を刻む訳ではないでしょうけれど。

でも、「一方凡人は、自分のできることをせず、できもしないことをしようとする人だ。」と記してあることは、なるほどと感じます。

「自分ができることをしない」というのは、できることがわかっていないのか? やりたくないなどでしょうか?

「できもしないことをしようとする」と言うのは、自分の身の丈をわきまえていないというニュアンスを感じますね。

チャレンジというと自分が苦手なコトに挑むイメージですが、あまりにも実力差がありすぎると、目標未達に終わる可能性が高いです。

「できることからコツコツと」取り組んで行く方が、目標への近道なのかも知れませんね。

世界の英雄でなくても、ローカルヒーローならイケるかも知れません。