人生の主導権 箴言16:3
『あなたのわざを【主】にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画は堅く立つ。(箴言16:3新改訳2017)』
人生の主導権ほど、バランスが難しいと感じるコトはないと考えています。
人間は、一人一人生きていて、それぞれが決断しながら人生を歩んでいるからです。
「委ねる」という意味合いと、【主】の存在にピンときません。
聖書に記されているのは、この【主】は、全宇宙の創造主である神を指しています。
もちろん、人間も、この【主】によって創造されました。
そうなると、「生きていて」というのは、「生かされていて」というのが、実情を表しているコトになります。
具体的にどうすれば良いのかですね。
船に例えると、船には船長とオーナー(船主)がいます。
これは、同じ場合もありますし、大型船の場合は別の場合が多いのではないでしょうか?
つまり、人間の身体である肉体は、創造主である神がオーナーであって、宿っている自分自身は船長なのだということです。
船長には、ある程度の裁量権がありますが、オーナーの意向に沿って運用し、時として、お伺いを立てる必要もでてきますよね。
生かされている人間は、個人差がありますが、努力の余地があります。この範疇で、努力を重ねる必要があります。
でも、それらを超えた事柄に対しては、自分自身の範疇ではないので、オーナーにお任せするということですね。
これが、委ねるという意味合いになります。
自分自身の人生だから、自分にできる限りのチャレンジをすることは素晴らしい事です。
でも、オーナーと同じ方向性で、最大限の努力ができれば、結果に大きな差が出るということが期待できます。
このバランスを取るために、祈りと努力の両輪が大切なのですね。
※【主】=創造主である神
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