行動の根拠はあるもの フランソワ・ヴィヨン
『必要は人間に悪事をさせ、飢えは狼を森から追い出す。 フランソワ・ヴィヨン』
困ったから悪事に手を染めても赦される世の中ではありませんが、追い込まれた人は悪事に手を染めてでも、その場をしのごうとする傾向があることも否めません。
生きていくために必死であれば、なりふり構わず、何でもしてしまうことでしょうね。
また、一度ウマくいったなら、二度三度と繰り返される方向性も想像できます。
当事者は、ダメなのは、分かっているけれど、今はコレしかないという思いなのでしょうか?
でも、「飢えは狼を森から追い出す。」という部分は、現実の厳しさを物語っています。
森林伐採の影響で、森が破壊され、動物の生息場所がなくなったりする時代です。
日本では、猿やイノシシや鹿などが、人間が居住する地域まで出てくるようになりました。「里山の手入れが行き届かなくなり、緩衝地帯がなくなったからだ」との指摘もあります。
どちらも、厳しく悲しい現実です。
でも、それぞれに生きるエリアが確保され、食料がなければ命をつなぐことは難しくなります。
一部の人間がこのような状況をもたらしたと非難することは容易にできますが、非難をした所で、即解決に至りません。原因の究明が、公正なカタチで為される必要性を感じます。
里山の保全活動をしているボランティアの方々や、獣被害に取り組んでいる猟友会の方々には敬意を表します。
どうすれば共存できるかというのは、これからの地球の課題ですね。
その前に、人間が悪事に手を染めずに生きていける地球であって欲しいと強く感じます。
フランソワ・ヴィヨン(Francois Villon [f???swa vij??], 1431年? - 1463年以降)は、15世紀フランスの詩人である。中世最大の詩人とも、最初の近代詩人ともいわれる。
(https://ja.wikipedia.org/wiki/フランソワ・ヴィヨン 参照 2021年12月16日)
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