自分は客人という考え方 伊達政宗

『この世に客に来たと思えば何の苦もなし。 伊達政宗』

戦国の鮎釣り名人という異名を持つ伊達政宗ですが、仙台藩の初代藩主の他、多方面で活躍し、現代でもファンが多い武将の一人です。

戦国の世の中でも、人生をエンジョイできるメンタルの持ち主だったようですね。

そんな伊達政宗のこのフレーズは、そのライフスタイルを垣間見せてくれるいるように感じます。

自分の立ち位置を別の視点から見るという斬新な考え方ですね。

人間は、地球に生を受けていますが、広く捉えれば、宇宙人と言っても差し障りが無いかも知れませんね。

近年、地球外生命体や未確認飛行物体という話題が数多く持ち出されるようになりました。

宇宙空間への旅も行われる時代になりつつあります。

未知との遭遇には、ロマンやワクワクを感じる要素です。

「人はどこから来て、どこへ行くのか?」は、アイデンティティーに影響する問いですから大切なのですね。

自分が名士や富豪の家柄に生まれたとしたら、それに見合った待遇を当たり前のように過ごすことが当たり前でしょう。

でも、自分が客人だという意識になれば、お茶を一杯出していただけるだけで、有り難みが違うはずです。

ご飯が食べられるのが当たり前、住む家があるのが当たり前、高級車があるのが当たり前、もし、ある日突然、当たり前だと思っていたモノがなくなっていたら?

「当たり前」という意識は、それが提供されないと「苦」と感じてしまうことがあります。

つまり、このフレーズからは、「当たり前」という意識からの脱却を感じます。

そして、「有難い」という意識を自分の中に醸成していくことで、「苦」に感じていたことも変えられるというのですね。

伊達 政宗(だて/いだて[1][2] まさむね)は、出羽国(山形県)と陸奥国(宮城県、福島県)の武将・戦国大名。伊達氏の第17代目当主。近世大名としては、仙台藩(宮城県、岩手県南部)の初代藩主である。

父輝宗の横死で家督を継ぎ、米沢や信夫郡を基盤に南奥州を侵攻、最大の目標であった会津蘆名氏を打倒し一大勢力を築いた。惣無事令以後は米沢・会津を完全に失陥して現在の宮城県を中心に割拠し、江戸時代初期も外様大名の代表格として政治力を発揮した。

伊達政宗五常訓
明治時代以降、伊達政宗の遺訓とされるものが俗説として流布している。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E9%81%94%E6%94%BF%E5%AE%97

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Posted by dblacks