ぼーっとしているようで考えている人間 パスカル

『人間は考えるために生まれている、したがって考えることなしには一瞬もいない。 パスカル』

「ヘタな考え休むに似たり」というフレーズもありますね。

考えているとはいうものの、堂々巡りで結論が出ないということもあります。

普段、発言しない人が発する一言が、難局を乗り切るために値千金の「アイデア」だったりします。

「考える」は、その人の中で起きている現象ですから、他人からは可視化されにくい一面があります。

でも、何かを考え続けているのが人間なのでしょうね。

「煮詰まってくる」と言う表現は、誤用されているという指摘があります。

会議などで、堂々巡りで決め手に欠けるとき、行き詰まり感が出たときに、使われたりするのですが、本当の意味合いは、その逆だそうです。

料理が、美味しく出来上がりつつある仕上がり手前の状態を指すのだそうです。

ですから、結論がまとまりかけたときの状態が本来の「煮詰まってきた」ということなのですね。

今までと違う何かの結論を得たいと考えるのならば、紆余曲折を恐れることなく、時には空気を読まずに、大胆な発想を集めることも大切な時代です。

それを受け止めて、より良い結論に仕上げるために、器量が試されますね。

ブレーズ・パスカル(Blaise Pascal、1623年6月19日 – 1662年8月19日)は、フランスの哲学者、自然哲学者、物理学者、思想家、数学者、キリスト教神学者、発明家、実業家である。

神童として数多くのエピソードを残した早熟の天才で、その才能は多分野に及んだ。ただし、短命であり、三十代で逝去している。死後『パンセ』として出版されることになる遺稿を自身の目標としていた書物にまとめることもかなわなかった。

「人間は考える葦である」などの多数の名文句やパスカルの賭けなどの多数の有名な思弁がある遺稿集『パンセ』は有名である。その他、パスカルの三角形、パスカルの原理、パスカルの定理などの発見で知られる。ポール・ロワヤル学派に属し、ジャンセニスムを代表する著作家の一人でもある。

かつてフランスで発行されていた500フラン紙幣に肖像が使用されていた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%AB

愛の情念に関する説-他一篇
国立国会図書館デジタルコレクション
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1039142m

未分類

Posted by dblacks