石になってしまいかも知れない人間 阿久悠

『何もしなければ道に迷わないけど、何もしなければ石になってしまう。(阿久悠)』

兼業禁止をかいくぐって仕事をする時に、「悪友」をもじって、「阿久悠」を名乗ったという経歴の持ち主です。作詞の仕事が途切れず、この名前を使い続けたといいます。

作詞家として、多くの作品を作り、音楽賞でも多くの評価を得ました。

そのような背景を感じさせるフレーズです。

ついつい何度も読み返してしまう、流石、名作詞家が紡いだ文章ですね。

「道に迷いたくない」という葛藤を多くの人は抱えています。

その無難な着地点は、現状維持なのかも知れませんね。

それは、「石になる」ことだと、このフレーズは語っています。

確かに、現状維持でジッとガマンする時期も、人生には必要なのかも知れません。

でも、人生の勝負時には、このフレーズを思い出したいですね。

時には、「道に迷ってもいい」という心のゆとりを持てると、非日常が味わえると考えると悪くない選択肢だとは思います。

でも、そのためには「失敗してはいけない」という呪縛を解いておく必要がありますね。

阿久 悠(あく ゆう、1937年〈昭和12年〉2月7日 – 2007年〈平成19年〉8月1日[2])は、日本の放送作家、詩人、作詞家、小説家。本名、深田 公之(ふかだ ひろゆき)[3]。淡路島(兵庫県津名郡鮎原村、現:洲本市五色町鮎原)出身。
(中略)
日本作詩大賞
日本作詩大賞は8回受賞。日本レコード大賞作詩賞と同じく、最多記録となっている(2014年現在)。
1974年「さらば友よ」森進一
1976年「北の宿から」都はるみ
1977年「勝手にしやがれ」沢田研二
1981年「もしもピアノが弾けたなら」西田敏行
1982年「契り」五木ひろし
1984年「北の螢」森進一
1988年「港の五番町」五木ひろし
2002年「傘ん中」五木ひろし
(以下略

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Posted by dblacks