相続は血縁、実子だけとは限らない
アブラハムイサクヤコブの子孫であるのがメシアへの血筋(紅の糸)として用意されていました。
直系血族と言う事になると、そういう系図をたどっている訳です。
ですから、イサクの異母兄弟のイシマエルは、直系ではないという訳です。
イシマエルはアブラハムの息子ですから、理不尽さを大きく感じるのも無理はありません。
その子孫は、それ以上の理不尽さを抱えていることは、察するに余りあります。
直系の相続分は大きいから、それを継げなかったという何とも言えない気持ちは計りようもないですね。
養子という制度があります。
この養子は、実父母の立場もありながら、養父母の相続もできる権利があるのです。
どうやら、創造主の計画は、これのようです。
「されど之を受けし者 即ちその名を信ぜし者には、神の子となる権を与え給えり。(ヨハネ1:12)」
とあります。
つまり、御子であるイエス・キリストと同じ神の子とされると言う事です。
ですから、御子と共に世継ぎ(ロマ8:16,17)とされるのです。
これを理解している人が増えれば、争いはなくなります。
今の世の中では、理不尽さを感じても、やがて、共に世継ぎとして相続するのですからね。
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