豚の生態

『「犬は自分が吐いた物に戻る」、「豚は身を洗って、また泥の中を転がる」という、ことわざどおりのことが、彼らに起こっているのです。(Ⅱペテロ2:22【新改訳2017】)』

イギリスのウスターシャー州でオーガニック農場を経営するラザムンド・ヤングさんが、「牛たちの知られざる生活」という観察記を著しました。

その中から、豚に関する観察ポイントも記されてあったので、上記の箇所を思い出した次第です。

「豚について知っておくべき20のこと(p164)」から抜粋する。
1.豚はよく眠り、快適な環境を好み、気ままな暮らしを楽しむ
4.豚は泥浴びをする
5.……そして乾いた泥を落として体をきれいにする
6.豚はとてもきれい好きだ
7.……そして居場所は常に清潔に保つ
8.……そして家畜のなかで唯一トイレを家の外に作る
9.豚は毎日ベッドメイクをする
11.豚には清潔な飲み水と、水浴びのための大量の水が必要だ
12.豚の尻尾は楽しいときは巻いている
14.豚はすきま風が嫌いだ

タイトル通り20項目の観察ポイントが挙げられているのですが、豚が体を洗うことや泥浴びをすることが記されていることで、なんとなく、「豚は身を洗って、また泥の中を転がる」の想像ができるようにも感じます。

人間とは、異なる衛生観念をもつ豚も清潔を求めるのだということですね。

ネコや犬のように、自分の体をグルーミングできないので、その代わりに水浴びや泥浴びをするのでしょうね。

今度、豚さんとご対面するときには、今までとは違う視点で、観察できそうです。

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Posted by dblacks