みちくさが人生を豊かにする

『本当に幸せな人とは、遠回りしている間も、景色を楽しめる人のことだ。(未詳)』

できるだけロスをしたくないという性格の人にとっては、少しでも遠回りになるルートは苦痛でしかないでしょうね。

しかし、人生の中の日常は、渋滞や工事による通行規制などで、遠回りをしなければならないことが多々あります。

そういう状況から、苦痛しか感じないならば、苦痛の人生を過ごすことになりますね。

この言葉は、作者がわからないフレーズです。

『目的地に到着することよりも、期待を胸に旅をしている間がいい by ロバート・ルイス・スティーブンソン(少年少女に捧ぐ)』

『目的地に直行するのではなく、まわり道を好まなかったことがあるだろうか? by W・H・オーデン(我々の偏見)』

などが、ベースになって、このフレーズが生まれて来たのかも知れません。

小学生低学年の年頃は好奇心旺盛で、学校までの道のりに時間がかかるうえに、寄り道をすれば、なおさら時間がかかります。

今なら一斉捜索の配備がされてもおかしくないでしょう。

でも、リスクはありますが、それよりも好奇心が勝って、自分の世界をリアルに広げていくことに繋がっていくのですね。

その延長線で生きているおじさん達も多くいますからね。

興味がでてきたら、安全を確保して、思う存分探求して欲しいと思います。

そして、人生で大きく遠回りをすることになっても、その景色を楽しむ心のゆとりを大切にしたいモノです。

フレーズ

Posted by dblacks