怒りを絞ると…

『乳脂を絞るとバターが出てくる。鼻を絞ると血が出てくる。怒りを絞ると争いが出てくる。(箴言30:33新共同訳)』

争いの源泉は怒りがあるのですね。

「喜怒哀楽」を持つ人間としては、怒りがあるのが当たり前ではあります。

ただ、どうして怒りを感じるかは、人それぞれで、千差万別なのですね。

多くの人は、カワイイ赤ちゃんを見て、思わず微笑むことでしょう。

でも、そんな場面でも、怒りを感じる人もいるのですね。

人間は、基本的に目から多くの情報を得ています。

目から入った情報は、網膜に映し出され、脳が画像を認識し、感情の判断をしていくのでしょうね。

怒りが湧き出すのは、網膜と言うより、心のプロジェクターにその映像が映し出された時ではないでしょうか?

それぞれ個人個人が、経験的にセーフティゾーンやグレーゾーンそして、レッドゾーンを線引きしていて、レッドゾーンに分類されたときに、何らかのアクションに出てくるというイメージでしょうね。

多くの人は、心の地雷を抱えています。

目の前の出来事が、それを踏ませる可能性があるのです。

この地雷を無力化できれば良いのですが、なかなか手間のかかることです。

できるだけ、レッドゾーンを小さくする習慣をつける方が合理的かも知れませんね