牛乳で育てると牛になると言われた理由

昔の人の感覚的なものの言い回しで、フレーズが染みついている人もいるでしょうね。

林家木久扇さんの母親が「怒ると血が酸っぱくなる」と言ったそうですが、身体が酸性に傾くとあらゆる病気の要因に繋がることから、座布団10枚級のフレーズですね。

また、母乳が足りなくて、粉ミルク牛乳を使うようになった時に「牛乳で育てると牛になる」なんて声があったそうです。

どうやら、人間には母乳が一番良いのは説明するまでもないと思います。

牛の場合、一日に1kg体重が増える時期があるのだそうです。自然環境の中で生きていくためには、生まれてすぐに立ち上がり、すごいスピードで成長していく必要があったのですね。

成長促進という意味では、牛乳が大丈夫な人は、身長が高かったり、それなりの成果がある人もいるのですね。

ただ、人間にとっては、過剰成分があるようです。タンパク質やリン・カリウム・カルシウムなどは、母乳の数倍になるようですから、これが処理できないと内臓が悲鳴を上げて、バランスを崩すことになるのですね。

また、牛乳に含まれる鉄分は、白米の5分の1程度です。これが、牛乳を飲んでいても貧血(ミルク性貧血症)になる要因のようですね。鉄分を摂るためには、白米や大豆(鉄分は牛乳の約90倍)が不可欠のようです。

どうやら、牛乳を飲むと牛になるのではなくて、人間としてのバランスを保ちにくくなるということが真相のようですね。

バランスの取れた食生活に取り組んでいきたいですね。

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Posted by dblacks