幸福になりたいなら J・S・ミル

『幸福以外のものを目的として生きるとき、人は幸福になれる。 J・S・ミル』

ミルは小さい頃から勉強が大好きだったようです。

記憶や知識の消化にも長けていたのでしょうね。

彼が21歳の時に「精神の危機」に陥り、興味・意欲の著しい減退とうつ状態を体験したが、知人との親密な交友関係で乗り切ったとあります。

知人との親密な交友関係は、周囲からは、様々な目が向けられていたようですが、それにより生きる希望を得て転身ができたという事実は動かしがたいのでしょうね。

人間は、「幸福探し」「自分探し」に焦点を合わしてしまいがちです。

幸福は実感するものですから、どこかのお店に陳列されているわけではありません。

自分は、自己受容する存在に過ぎないので、探してもどこかに落ちているものではないです。

ですから、幸福に焦点を合わせるよりも、「生きる」ことに焦点を合わせるとマインドも変わることでしょうね。

人生は、時として、モノやお金に助けられるようなこともあります。

でも、それよりも「誰かに」助けてもらうコトの方が遙かに多いように感じています。

この事実を実感し、味わうことこそ、幸福への第一歩ではないでしょうか?

また、地獄のような気分の中に一点の天国を味わうことがあるように、不幸にドップリ浸かっている気分の中に一点の幸福があるようにも思います。

幸福を実感するセンサーを磨いていきたいですね。

ジョン・スチュアート・ミル(John Stuart Mill、1806年5月20日 – 1873年5月8日)は、イギリスの哲学者。政治哲学者、経済思想家でもあり、政治哲学においては自由主義・リバタリアニズムのみならず社会民主主義の思潮にも多大な影響を与えた。晩年は自ら社会主義者を名乗っている。倫理学においてはベンサムの唱えた功利主義の擁護者として知られる他、論理学分野においてはバートランド・ラッセルら後続の分析哲学にも強い影響を与え、初期科学哲学の重要な哲学者として知られる。
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Posted by dblacks