鳥の鳴き声 快不快
「ホーホケキョ」という鳴き声を森の中できくと、自然の立体感と相俟って、心地良く癒やされます。でも、ほとんど姿は見せてくれません。ヘタな鳴き真似を口笛ですると、お手本を美声できかせてくれます。
「カー、クワー」などという迫力があるカラスの鳴き声には、不快感があり警戒心さえ抱きます。カラスの所業を見ているから嫌悪感が先立ってしまうのでしょうか?
同じ鳥なのに不思議です。
夕暮れに鳥が群れている場所にさしかかると、その迫力に耳を塞ぎ、すくにでもその場を離れたくなります。
「鳥は、なぜ鳴くの?」というサイトの説明によると、鳥が鳴き声を発するのは、メッセージを伝えるためです。
鳥の鳴き声は、大きく分けて“さえずり”と“地鳴き”の2種類があり、さえずりは繁殖に関わる声で、地鳴きは仲間同士の連絡のための声です。
たとえば、ウグイスの「ホーホケキョ」は、ウグイスのさえずりです。春を告げる声として人間は認識していますが、本来は、オスがメスへの求愛と縄張り主張するという二つの意味があります。
求愛するときは、優しくささやくよう鳴き、縄張り宣言するときは、力強く声量ゆたかに鳴くのです。人間が耳にするのはこの声だとか…。
参考サイト:鳥は、なぜ鳴くの?
https://cocreco.kodansha.co.jp/move/news/column_list_birds_1
これを聞くと、ヘタな口笛は、へんなおっさんのオスがやってきたので、追い払ってやろうと、お手本鳴きをしてくれているという理解ができます。
こんなことなら、聞いていて癒やされている方が、お互いに幸せなのかも知れませんね。
森に行かなくても、いろいろな鳥の鳴き声を聞けるサイトがあります。
自分にとっての癒やしの鳴き声を探してみるのも良いですよね。
認定NPO法人バードリサーチ
鳴き声図鑑
https://www.bird-research.jp/1_shiryo/nakigoe.html
バードリサーチ「スピードバーディング」
https://www.bird-research.jp/1_shiryo/koeq/speedb.html
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