本当に大切な人への接し方 箴言13:24

『24 むちを控える者は自分の子を憎む者。子を愛する者は努めてこれを懲らしめる。 箴言13:24新改訳2017』

「子育て」に関しての箴言です。

叱ること、諫めること、しつけなどに関しては、多種多様なアプローチがあります。

本当に「親の権威」を感じられれば、子どもはある程度の理不尽を受け入れることもあるのかも知れません。

日本で言うと、昭和の時代は、「親の言うことは聞け」という風潮が社会にありました。

でも、自分自身の経験を省みると、親の権威よりも、他人の目(世間体)を気にする事や上司の価値観の影響が色濃く反映されていたように感じています。それらは、「親のエゴ」が出ていますから、何とも理不尽な思いもしたなという感想です。

しかし、しつけという点では、箸の使い方であったり、世間から周回遅れの生活は、「工夫や知恵」があり、今でも役に立っています。その点は感謝している部分です。

親といえども、同じ人間で、少し年上というだけですから、何とも仕方ないのでしょうね。

「親の言うことを是が非でもきかせよ」という方針は、いつの日か破綻する日が来るでしょうね。

その人が、生きていくために大切なことを共有できるような関係性が理想形なのでしょうね。

親から独立すると「自分育て」が待っています。

これは、もう一人の自分です。同じ自分自身ですが、自分の理想と現実が対立する時に現れる合わせ鏡のような相棒です。

この相棒との付き合い方を試行錯誤していくのが、「自分育て」だと、私は考えています。

この関係を程よいものにしていくのは、忍耐と努力が必要ですね。

これが、次のステップへと導いてくれます。

それが、「対人関係を育てる」ということです。

自分とは、育ちも価値観も違う相手と何かを共有していくのです。

それが、たまに顔を合わせる知人ならば、愛想笑いで乗り切れるかも知れません。

でも、いつも同じ屋根の下にいるパートナーでしたら、お互いに誤魔化しはききません。

これには、思いやりを伴う「知恵」が求められます。

そして、自分も相手もOKな部分で共有していくのですね。

今の時代、様々なコミュニケーションがあります。

その背景には、親を求めるアプローチも感じられます。

それは、「スパンクされたい」「叱られたい」などです。できるだけ、暴力的なアプローチは避けて、言語コミュニケーションやスキンシップで、良好な関係性を探りたいですね。

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Posted by dblacks