コーヒー焙煎をして飲む良い加減

コーヒーの飲み方は、多種多様です。

「コーヒーが好き」と言う方で、インスタント派がかなり多数でしょうね。

製造元が飲みやすく工夫しているので、お湯を沸かせば飲めるという手軽さがあります。

最近、急増しているのはコンビニコーヒーです。コンビニで、挽きたてのレギュラーコーヒーが、お得に飲める時代です。外に出かけているときには、コンビニでトイレを借りたときなどに、ついついこれを買ってしまいます。ノーマルでも十分な味わいが楽しめますが、その倍の金額を張り込めば、プレミアムなモノも用意されています。

家でもレギュラーコーヒーが飲みたいと言う方には、ドリップコーヒーが手軽です。豊富な種類から、好みの味で決めるか、価格重視にするのかで、いろいろな選択ができますね。お湯を確保できれば、場所を選ばないのも良い所です。かなり価格帯の巾があります。

いつもの定番をという人には、焙煎済みの粉、でも、挽きたての香りは逃したくないと言う方には、焙煎済みの豆で楽しむという本格派の選択もあります。

もう一つ奥のこだわりは、コーヒーの生豆を購入し、自分で自家焙煎をするという選択肢も以前よりも身近になってきました。焙煎器具は、以前から焙烙(ほうろく)と言われる焙煎器で、多種多様なものがあります。安価な鍋でも可能なのですが、陶器製の焙煎器は遠赤効果もあり、豆のジンワリと中まで、熱を届けることができるように作られています。手煎り焙煎の場合、集中力と根気と思い切りが上手く噛み合うとナカナカの仕上がりを目指せます。

焙煎の安定性を考えると、電気ヒーター式や熱風式が良いのでしょうね。それ以上にこだわる場合は、ガス式の焙煎器具が望ましいと思います。

私は、日常は電気式の焙煎器とミルとドリップが一体になったカフェプロ(ダイニチ)を使用しています。

カフェプロ503 ダイニチ

それと合わせて、陶器製のゼロ可否(ゼロコーヒー)を使用しています。温度センサーの影響を受けないカセットコンロが望ましいと考えて、天気のよい日に外で焙煎をしています。キャンプ気分です。

ゼロ可否紹介ページ

ただし、15分から20分は、全集中で良い加減を探ります。これも、精神統一の修行みたいだと考えています。

人によっては、昔ながらの「ほうろく(焙烙)」で、玄米や大豆、お茶、胡麻などを焙煎しているようです。

戦時には、コーヒー生豆が入手困難で、代用コーヒーとして、大豆などを焙煎して飲んだと先輩に聞いたことがあります。炭化する前の段階で好みの風味が味わえるので、コーヒーに限らず、焙煎して飲むのが良いのかも知れません。

コーヒーはエチオピアの原生種が元祖のようですが、いろいろな歴史に左右されながら、今日に至っているわけですが、嗜好品であり、贅沢な話です。

コーヒーの世界を覗いてみて、実に奥深く、それぞれの飲み方で、根強い人気があるものだと感心しています。

コーヒーの相場や生産量、そして、為替の動向などの影響で、高騰している部分もありますが、コーヒー愛好者のためには、できるだけお得に味わえる環境が望ましいと考えています。

好みとしては、「煎りたて」よりも、一晩寝かした方が、風味が増すように感じています。

挽きたてと淹れ立ては、外せない要素ですね。 また、冷めてもスッキリ飲めるコーヒーが最高です。

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Posted by dblacks