預言の受け止め方 ヨハネの黙示録22:6～7
『22:6 御使いは私に言った。「これらのことばは真実であり、信頼できます。」預言者たちに霊を授ける神である主は、御使いを遣わして、すぐに起こるべきことをしもべたちに示された。
22:7 「見よ、わたしはすぐに来る。この書の預言のことばを守る者は幸いである。」 ヨハネの黙示録22:6～7新改訳2017』
預言とは、やがて起きることの創造主である神【主】からの予告です。
信仰者は、それがやがて起こると考えながら、それまで自分の役割を果たすためにそれぞれのペースで歩むのです。
冒頭の聖句は、新約聖書の最後の章である、ヨハネの黙示録22章に出てきます。
ヨハネの黙示録は、新約聖書の時代から、さらに将来起きる預言が整理されて記されています。
その大半は、大患難時代についてです。
また、それらは、旧約聖書のダニエル書やエゼキエル書にも預言されていて、それらも含めて、まとめられています。
これを記したのは、使徒のヨハネです。彼は、イエス・キリストの弟子として、密着するほど近くに居たのです。しかし、イエス・キリストが昇天した後に、記したのです。
彼は、福音を伝えていましたが、迫害を受けパトモス島に流刑されていました。そこで、幻を見せられて、自分の受けたイメージをできる限り描写したのです。
その幻を通じて、天の情景も、【主】の御声も聞かされ、大患難時代に地上で起きることも、見せられたのです。
その締めくくりに、「これらのことばは真実であり、信頼できます。」と御使いは言ったのです。御使い（天使）の役割は、創造主である神【主】に命じられ、任務を遂行することです。この場合、ヨハネに幻などを示すのが役割でした。
聖書全体をまとめたヨハネの黙示録は、「預言者たちに霊を授ける神である主は、御使いを遣わして、すぐに起こるべきことをしもべたちに示された」というのです。
ですから、それを受けて信じるに値するというのです。
これは、信仰ですから、人間の自由意志を越えて強制はされません。
「見よ、わたしはすぐに来る。この書の預言のことばを守る者は幸いである。」とあるのは、信仰者に対する励ましの言葉です。
誰でも、もう引き返せないという回帰不能点を越えない間は、それぞれにチャンスがあります。それを、自由意志で捉えるという選択をオススメしております。
そのチャンスは、個人の自由意志が発揮できる間で、生きていても認知状態が判断能力に影響を与えない範囲です。大患難時代に肉体的生命で生かされている人は、獣の刻印（666）を受けない間がチャンスです。
いつの時代にも、チャンスは用意されています。
それが、創造主である神【主】のめぐみなのです。
リンク集
20230915版 今から、終末時代に起きることパンフレット公開
今から終末時代に起きること補筆版
大患難時代の聖書的基礎知識① 預言と獣の刻印（666）の回避方法https://graceofgod.tokyo/2023/11/post-5591/embed/#?secret=X3g2bVeRDt
大患難時代の聖書的基礎知識② 大患難時代の前半 七つの封印の巻物 七つのラッパ
大患難時代の聖書的基礎知識③ 大患難時代の後半 第七のラッパ 七つの鉢の裁き ハルマゲドンの戦い
大患難時代の聖書的基礎知識④ 大患難時代と私の関係性
ハルマゲドンの戦いについてのリンク
ハルマゲドンの戦い① イズレエルの谷に反キリスト同盟軍集結 ヨハネの黙示録16:12-16
https://graceofgod.tokyo/2023/09/post-5386/
ハルマゲドンの戦い② 政治的・経済的バビロンが滅亡 イザヤ13:1-5
https://graceofgod.tokyo/2023/09/post-5407
ハルマゲドンの戦い③ エルサレムが陥落する ゼカリヤ12:2-3、14:1-2
https://graceofgod.tokyo/2023/09/post-5428
ハルマゲドンの戦い④ ボツラに押しかける反キリスト勢 ヨハネの黙示録12:6-17
https://graceofgod.tokyo/2023/10/post-5452
ハルマゲドンの戦い⑤ イスラエルの国家的新生 エレミヤ3:12-18、ホセア5:15
https://graceofgod.tokyo/2023/10/post-5473
ハルマゲドンの戦い⑥ メシアの再臨 イザヤ34:1-7
https://graceofgod.tokyo/2023/10/post-5494
ハルマゲドンの戦い⑦ ヨシャパテの谷へ追い込まれる反キリスト勢 ヨエル3:12-13
https://graceofgod.tokyo/2023/10/post-5515
ハルマゲドンの戦い⑧ 勝利の後にオリーブ山に立つメシア ゼカリヤ14:3-5
https://graceofgod.tokyo/2023/10/post-5536