素人からはじまる エマーソン
『どんな芸術家でも最初は素人だった。 エマーソン』
「人間は、誰でも、赤ちゃんでした。」と言うところからが、そもそものはじまりですよね。
ただし、遺伝的要素や環境的要素、そして、心理的要素などが絡み合って、差が生まれるのだと考えています。
「天は二物を与えず」などと言われますが、これについては、異論を唱える人もいます。
他人から羨ましがられる要素を、いくつも持っている人がいると言うのです。
これには、私もそのように思います。
容姿端麗や才色兼備など、その人を形容する言葉があります。これは、外見ですが、その内面も、さらに、様々な才能も開花させている人がいるのを日常的に見ています。
その人が、経済的に裕福な環境なら、嫉妬ややっかみの対象になることもあります。
しかし、その人の実力が評価されていれば、ぐうの音も出なくなりますね。
そもそも、成長過程で、その子の才能を誰がどの様に発見するのか?
そして、それをどのように伸ばしていくのか?
「蛙の子は蛙」などと言われるように、音楽家の子は音楽の才能を受け継ぐ場合もあります。でも、それを期待されすぎて、自尊心を傷つける結果になることもあります。
音楽家の条件は、耳が良いことだと聞きます。そして、聞き分けるチカラなども大切なようです。
その基礎があって、その上に、練習という日々の鍛錬を積み重ねてこそ、その才能の開花を見ることがデキルのでしょう。
環境的な要素は、どのレベルの楽器を使えるのか? どの程度の指導を受けられるのか?などによっても、差ができます。
あとは、本人のマインドと鍛錬でしょうね。
最近では、セルフプロデュースの分野を勉強して、実践しないと過当競争に対応できないようです。
芸術家の中でも、絵を描くセンスは、幼少の頃から現れると聞きます。
クレヨンで、殴り書きをする絵でも、色遣いにセンスが溢れ出るのだと言います。
それを感じ取る周囲のセンスも大切なのでしょうが、一番大切なのは、本人が自分の意志で、コツコツと取り組んで行くことでしょう。
それを、葛藤を抱えながらも、楽しむマインドを持てる人は、最高に必要な素質なのかも知れませんね。
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