究極の傾聴…ヨブの友人たち
『彼らは七日七晩、ヨブと共に地面に座っていたが、その激しい苦痛を見ると、話しかけることもできなかった。(ヨブ2:13新共同訳)』
苦難の最中にいる友人のために駆けつけるゆとりのある人達だったのですね。
一週間も ...
ゆく川の流れは絶えずしてしかもモとの水にあらず
『川はみな、海に流れ入る、しかし海は満ちることがない。川はその出てきた所にまた帰って行く。(伝1:7口語訳)』
この箇所を見るたびに、鴨長明の方丈記を思い出します。
水の流れは、潤いであり、浄化であり、循環その ...
真似をすることは学びの基本
空手の板割りを伝授している光景です。
先生がお手本を見せているのですが、動作は真似が出来ても、板割りができないという、珍妙な現象が起きています。
小さな女の子も一所懸命なので、「頑張れー」と応援したくなりますね ...
相手を理解するとは
理解をするというのは「Under-stand」ですが、相手の下に立つというワードが使われています。
つまり、相手を理解するためには、「謙遜」が大切であり、意識を相手よりも下に置くことが不可欠なのですね。
対等な ...
自分の後ろ姿
『自分の後ろ姿は自分じゃ見えねんだなあ(生きていてよかった…相田みつを)』
「人間だもの」などで、超有名な相田みつをさんですね。
ハッとして、セルフリフレーミングができるフレーズですね。
「頭隠して ...
塩の役割
「猟師の肉は腐らない(小泉武夫著)」の中で紹介されていたイノシシ肉の保存方法が気になりましたので取り上げました。
イノシシを捕獲したら、血を抜いて、肉を切り分けて、塩をつけて縄できつく縛り、囲炉裏の上にかけておくのだそうで ...
敬意を表することと崇拝することの違い
「三顧の礼を尽くす」は、「優秀な人を自分のもとに引き寄せること」です。よく似た言い回しとして「最大限の敬意を払って」というものもあります。
一方、「崇拝する」というのは「あがめうやまうこと。信仰すること。」です。これには、 ...
当たり前というワナ
『だからねえ、コペル君、あたりまえのことというのが曲者なんだよ。わかりきったことのように考え、それで通っていることを、どこまでも追っかけてゆくと、もうわかり切ったことだなんて、言っていわれないようなことにぶつかるんだね。(君たちはどう ...
新しいものは何一つない。
『 かつてあったことは、これからもあり かつて起こったことは、これからも起こる。太陽の下、新しいものは何ひとつない。見よ、これこそ新しい、と言ってみても それもまた、永遠の昔からあり この時代の前にもあった。(伝(コヘレト)1:9-1 ...
山羊の生きるための教育(しつけ)
シロイワ山羊と言われる北アメリカの断崖絶壁の山岳地帯で生息するのだそうです。
オレゴン動物園で飼育されているのですが、約3週間の子ヤギを母親が身をもってお手本を示しながら寄り添っています。
怖いのか足を震わせて ...