敵は多いモノ トルストイ
『敵は常にあるであろう。敵がないように生きることはできない。それどころではない、善良な生き方をすればするほど敵は多いのだ トルストイ』
「寄らば大樹の陰」や「長いものには巻かれろ」を逆に表現したようなフレーズですね。
人間として、「敵がいなくなれば、もう大丈夫だ」と考えがちですが、現実的には違いますね。
敵だと思い込んでいた人が、実は、最大の味方だったり、最大の味方だと思っていた人が、実は裏切り者のスパイだなんてこともありますね。
この世に生きると言うことが、人間にとっていかに試練であるかを示しているフレーズとも考えられます。
「ある」ものを「ない」と考えるよりも「ある」ものを「ある」と認めて、どのように対処するかを考える現実的な思考が大切ですね。
ゴキブリは、我が家の台所にはいないと思っても、どこかで生きているように。
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