健全なマイルール
「大正解はそうなのだけれど、現実は無理!!」という反応をする人がいます。
でも、大切なのは実践してみて、どこまでできたかを確認しながら、再チャレンジしていく人生でありたいと考えています。
聖書に書いてある黄金律の一つに「自分を愛するように隣人を愛する」があります。
これが、シンプルなのですが、よく順序を間違えてしまいます。
人のために、最大限の配慮をしたと、自己満足したまま行動に移すと、トラブルに発展してしまうこともあります。
「どうして?」
よかれと思ってやってやったのにと、落ち込みますね。
おそらく、相手のニーズや気持ちに配慮が至っていなかったなどが考えられます。
一例ですが、自分のペースではなく、相手のペースで、相手のニーズに応えるように配慮すると上手くいくこともあります。
その前に、自分のコトに、どのように取り組むかが最重要課題です。
モノゴトの優先順位を決めて、それに沿って、運用していくことが大切ですね。
他人のことは、よく見えていて観察をして、あら探しをしてしまいます。
一方、自分のコトは、見ないコトにして、絶対的位置に置こうと、無意識にしてしまう傾向はありませんか?
人間は、多くの場合は無意識でも、自分の弱点を知っていて、他人の行動に映し出されるところに反応している現実があります。
これを「感情転移」と表現したりしますが、自分のセンサーは、防衛本能と直結しているので、時には過剰反応をしてしまうことになるのですね。
このような傾向も踏まえて、現状を意識化して、それが自分にとって受け容れ難くても、自己受容をしていくステップが大切だと考えています。
それを越えれば、自分の課題にも冷静に向き合えるでしょう。
自分だけOKなマイルールではなくて、自分も隣人もOKに繋がるマイルールをアップデートしていきたいですね。
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