いい加減をわきまえたい
日本語の表現は、曖昧であったり、言葉の反対の意味を表現したりするので、ニュアンスを伝える時に気をつける必要があります。
かくいう私は、日本生まれ日本育ちの日本人なのですが、日本語が難しいと考えている一人です。
きっと、勉強不足のせいです。ドラゴン桜の阿部寛さんにご教示いただく必要がありますね。
「良い加減」と表記すれば、「ちょうど良いバランス」なのだとみれば分かります。
でも、「いい加減にしなさいよ」と、他人を叱責するシーンもあります。これは、「もう少し、抑制的に振る舞いなさい」という働きかけですね。
この使い方は、結構、戸惑いますね。
親子の関係性でよく見られるやり取りですが、普段の生活を共にしている間柄で通じるニュアンスなのかも知れません。
「ほど良い加減」は、心地良いはずなのですが、そこから逸脱していると、不快指数が爆上げになります。
「いい加減」という表現は、共有できる不快指数のものさしで、許せる範囲にいるようにという事なのですね。
また、「塩梅」という表現もあります。
塩梅とは、塩梅の意味
塩梅(あんばい)とは、料理の味加減や物事の具合、健康状態のことである。程よく物事を処理する、程よく並べる・配置するといった意味でも用いられる。「えんばい」と読むこともある。
塩梅の語源
「塩梅」の「塩」は「しお」とも読み、塩漬けにするといった意味合いでも使われる。「梅」は「うめ」とも読み、「ウメそのもの、またはウメが熟す時期やそのころの雨」といった意味合いがある。「塩梅」とは、もともと「塩」と「梅酢(梅を塩に漬けた時にできる酢)」のことである。食酢がない時代に料理に梅酢を使用していた当時、塩と梅酢の味加減が丁度良いことを「良い塩梅だ」と表現していたことが語源とされる。
https://www.weblio.jp/content/%E5%A1%A9%E6%A2%85
「塩と梅酢の味加減が丁度良いことを「良い塩梅だ」と表現していた」という由来だそうですが、料理の味加減やが糖度良いことや物事を程よく物事を処理することなどの表現に使われています。
私には、この表現がシックリきます。
また、程よく物事を処理する、程よく並べる・配置するといった手際の良さを表現するのは、的を射ていてわかりやすく感じています。
塩梅が良い、梅の塩漬けは、健康に貢献するそうですから、ほど良い加減に食べていきたいですね。
「良い塩梅だ」と実感して、幸せを満喫していきたいと考えています。
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