自然環境下の生き方を思い出す 牛も人間も

地球温暖化や気候変動について、違和感を抱いている人が多いのではないでしょうか?

ここ数年、今まであり得なかったことが起きていて、私は大いに戸惑いを覚えています。

百年に一度、千年に一度などという現象が、頻発していたからです。その被害に遭われた方には、本当にお見舞い申し上げます。

2022年にも、9月や11月に大地震があるのではないかという予告が流布されていました。そこまでの地震はなかったので、ホッとしています。

しかし、ゆれる大地の上で、生活している人間には、いつ何が起きてもおかしくないという危機感を強くしています。もし起きてしまったときの対処を考えておきたいと思い、最低限の水や食料は用意してあります。

でも、それよりも大切なことがあるのではないかと考えるようになりました。

それは、今、ドップリ浸っている当たり前の生活からの転換です。電気やエネルギーの転換は難しそうですが、環境がゆるせば、薪ストーブなど、発電や送電のインフラが途絶えてもサバイバルできそうな態勢が理想かもしれません。

それよりも、身近な食に関することです。日本では、食品添加物などの化学物質や農薬などの問題が数多くあると指摘されています。まるで、日本が食品添加物や農薬、化学物質の在庫処分場とされているような印象を持つ人さえいます。

それらのいくつか組み合わさると「発がん」に至ると指摘している人もいます。因果関係はベールに包まれていますが、日本人は、2人に一人が「がん」になると言われているのには、違和感があります。

やはり、食生活の見直しは、最重要課題なのだと感じています。

有機栽培や無農薬と言っても、高価で手が出せない物も数多くあります。自分で栽培するのが一番ですが、自家用に育てられているような、身の回りの産直を活用したいですね。

良いお米と味噌、梅干しなどで、粗食をベースにした方が、健康寿命に貢献できそうです。

しかし、あまり、神経質になりすぎないというマインドも大切なようです。神経質になりすぎると、ストレスが過多になりますから、それが、身体を蝕むことにつながることもありますからね。

「いろいろ制限をして、気を遣ってどれくらい長生きできるのかなあ? それよりも、おいしいモノを食べられるうちに食べたい!!」

そのような意見も聞きます。それも、一つの考え方です。

地球温暖化は、「牛のゲップが原因だ」という、牛には迷惑千万な話が流布されています。

これに、酪農家も大困惑しているようです。北海道大学で「ウシのげっぷに含まれるメタンの削減」に取り組んでいる小林康男氏が監修している「ウシのげっぷを退治しろ 大谷智道著」には、人間が食べたい理想の牛肉のために、本来の「草」だけではなく、輸入された穀物由来の濃厚飼料が与えられていると記されています。

牛肉1kgを得るために、穀物20kgを必要としている状態は、口の中でとろける霜降り肉を食べたい人間の都合と言えるとも記されています。これ一つとっても、牛(ウシ)には、甚だ迷惑な話なのですね。

人間もウシも、食べ物を見直す時期でしょうか?

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Posted by dblacks