脳には毒が溜まりやすい

「現代人の脳には“毒”が溜まっている!」のだそうです。そう言われてもピンときませんが、物忘れの自覚や認知的なバランスが崩れると、何とかしたいと思いますよね。

脳の若返りと認知症治療の専門医・白澤卓二医師が提案する衝撃の『脳の毒を出す食事』には、無意識下で溜まってしまった脳の“毒”を出す食事などが紹介されています。

知らず知らずのうちに、四面楚歌になってしまっている現代人が、ここから反転攻勢に出られるかどうかという要素についても学べます。それは、脳が「炎症」「栄養不足」「毒素」などの脅威にさらされ続けると認知機能にダメージを受けるのだそうです。

カビや細菌、ウイルスなどの脅威もありますが、深刻な栄養不足という課題もあります。さらには、「毒素」については、農薬、殺虫剤、防かび剤、除草剤、化学肥料などを使用した野菜、そして、ホルモン剤や抗菌剤などで肥育された家畜なども、経口から入り、臓器を通じて脳に至ります。

化学物質を使用した洗剤や石けんなどは経皮から吸収されて全身にジワジワと影響が出てきます。

「脳の毒は食べもので出せる!」とは言うものの取り込まないで済む方法も考える必要性を感じます。

でも、溜め込んだ毒は食べもので排出できるという提案が、この本の中にはありました。。

脳と体に溜まった水銀やカドミウム、ヒ素、鉛などを解毒するメカニズムやその方法について、また、体内で過剰に発生した悪玉の活性酸素を抗酸化力で無毒化することも可能だと説明されています。。

毒出し効果のある食べものを食べるように心がけたいですね。毒は毎日、体内に侵入してきますから、せめてその日に取り込んだ分だけでもその日に解毒したいです。そのためにも、自分なりの方法を見つけたいと思います。

解毒作用のある野菜や果物は、毒素を細胞から引きはがしてくれると言います。

はがれた毒素は便、尿、汗の毒出しルートを通じて体外に排出されます。難しいことを考えなくても、食べるだけで毒を出してくれますから、それに配慮した毎日の食事が大切ですね。

解毒を目的とするので、農薬不使用のものが理想ですから、家庭菜園やベランダガーデンなどで育ててみるのもいいですね。

脳の毒をスムーズに出すには、腸を健康な状態に整えて、便通をよくする必要があります。スムーズに排便ができないとか、お腹にガスが溜まるなどは、懸念される症状です。毒素を再吸収しないためにも、スッキリとしておきたいですね。

また、活性酸素についても、対処が必要です。不必要なストレスをできるだけ避ける習慣も大切だと考えています。

ビタミンDをつくることも健康の秘訣です。夏なら15分、冬なら30分以上、手のひらを日光浴させると効率よくビタミンDを得られるというヒントも記されていました。

口の中の衛生状態も健康には大切な要素です。歯周病の原因菌「ジンジバリス菌」は脳に侵入しますから、用心しておきたいです。適度な歯みがきや口腔ケア、虫歯の対処などもしておく必要があります。

腸内環境も考えると共に、よく噛むことも心がけたいですね。

参考資料:脳の毒を出す食事 白澤卓二 著

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Posted by dblacks