あなたがそこにいるだけで 相田みつを

『あなたがそこにただいるだけで その場の空気があかるくなる あなたがそこにただいるだけでみんなのこころがやすらぐ そんなあなたに わたし もなりたい 相田みつを『いちずに一本道 いちずに一ッ事』(角川書店)』

太陽のような人が家庭にいてくれたら、その家庭は、明るく温かいことでしょう。

相田みつをさんの詩の一節です。

昔の大家族を仕切るおばあちゃんのような存在をイメージするフレーズですね。

「存在」「明るさ」「やすらぎ」がキーワードです。

そこに居るのは、「あなた」です。

それは、太陽のように周囲を「明るく」します。

また、「みんなのこころがやすらぐ」という魔法のような何かを持っています。

そして、「あなたのようになりたい」と締めくくられています。

憧れの存在ですね。

おそらく、打ち出の小槌をふるう、あの方ではないと思います。

お金でもなく、豪快なホラ話でもなく、「穏やかな存在そのもの」のようですね。

その人が、つくってくれるおむすびは、塩だけの味付けでも、美味しいだろうなとヨダレが出てきてしまいます。

人生の山坂を幾つも超えてきたあなたこそ、憧れの人の対象の一人なのかも知れませんね。

そばにいてくれたら、日本ももっと平和になる事が期待できますね。

そのような人に憧れ、少しでも近づけるように、心がけたいと考えています。

創作活動
相田は書の最高峰のひとつとされる毎日書道展に1954年から7年連続入選するなど、技巧派の書家として出発した[2]。
1947年の鄭道昭の臨書・「鄭文公碑臨書」で古典書道における実力を示す一方、1950年に栃木県芸術祭書道中央展に出品した「宿命」では、伝統的な書道界に対する複雑な思いを詩文書の形で吐露[5]。専門家でなければ理解しにくい書のあり方に疑問を抱き、「書」と「詩」の高次元での融合を目指すようになり、三十歳のころ、独特の書体で、短く平易な自らの言葉を書く作風を確立した[8]。1954年、最初の個展を足利市で開催。個展はその後も足利市などで毎年開催されるようになった。1955年ろうけつ染めを学び、書道教師ではなく、ろうけつ染めや地元商店からデザインを請け負うなどして生計を立てていたが[2][4]、1974年、教えを受けていた紀野一義のベストセラー『生きるのが下手な人へ』で紹介され、さらに1984年、詩集『にんげんだもの』出版が契機となり、広く知られるようになった。『にんげんだもの』はその後ミリオンセラーとなり[8]、つづく第2詩集の『おかげさん』(1987年)も約25万部のベストセラー[9]、地位を確立した。若き日には、故郷足利市の老舗菓子店「虎谷」のミートサブレ(命名者も相田で「逢」のMeetが由来で)などの、包装紙や栞のデザインも手がけた[10][11]。

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Posted by dblacks