人生に付きまとう影 太宰治
『わが身にうしろ暗いところが一つも無くて生きていく事は、不可能だと思いました。 太宰治』
人生には、光と影があり、自分が光の当たる方を向けば、後ろには影ができていることでしょうね。
また、自分の欲や立ち位置をメインに考えるならば、配慮が行き届かないところができてくるので、それを考えると後ろめたい気持ちを抱いてしまうのもわかる話です。
人生の中で、絶えず迫られる取捨選択は、「自分がどうするか?」を突きつけられるので、現実的には、周りを八方美人的に全方位OKの対応ができるわけではありません。
何かを選んで獲得し、何かを捨てる決断をしなければならない経験はほとんどの人がしている経験だと思います。
時には、後ろ指を指されるかも知れないこともあります。自分にその覚悟があって、決断すれば辛い状況でも乗り切っていくことができるコトでしょう。
人間は、心の中に光と闇を抱えて生きています。
光をより多くイメージすることによって、心の中に光の領域が広がり、その人が明るくなる不思議な現象が起きます。そうすると、少々の影には動じない振る舞いができるのです。
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