自分で設定するゴール(目標)は人生において通過点にすぎない

「目標と目的は違うよ!」とよく聞くのですが、「どっちがどっち?」と考えてしまう人もいると思います。

『「目的(目標)に向かって着実に進む」のように、めざすものの意では相通じて用いられる。』と言われるのでよく似た言葉として、用法の使い分けがわかりにくいですね。

目標…1 そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの。「島を目標にして東へ進む」 2 射撃・攻撃などの対象。まと。「砲撃の目標になる」 3 行動を進めるにあたって、実現・達成をめざす水準。「目標を達成する」「月産五千台を目標とする」「目標額」(goo国語辞書)

目的…1 実現しようとしてめざす事柄。行動のねらい。めあて。「当初の目的を達成する」「目的にかなう」「旅行の目的」 2 倫理学で、理性ないし意志が、行為に先だって行為を規定し、方向づけるもの。(goo国語辞書)

これらを見ると、目標は短めの期間に目に見える、あるいは、イメージできる対象がターゲットになっています。

それに対して、目的は意志や理性に基づいていて理念的、内面的なイメージですね。

目標は、数字や目視できる場所と考えれば良いのですね。目的は、目標の先にある究極的なターゲットに到達するために大切にしたい理念的なモノと考えれば良いわけですね。

どうしても、目に見えるターゲットを安易にナビ設定してしまいそうですね。カーナビの設定は「目的地」「経由地」となっていますから、「目的地」が「到達点」だと考えると、「経由地」とりあえずの「目標」ということになりますね。

「目的地」に行く理由なども合わせて、目的を考えてみると、「○○に誰と会いに行く」、そのために、経由地で手土産を見つけて、目的地にたどり着くという流れでしょうか?

信仰者にとって、究極的なゴールは「天国」なので、それをイメージしつつ、この世の中の荒野を経由地として肉体的生命を生き抜くというコトです。

「究極的なゴールのためには何が必要か?」などは、目的を考える大切な要素ですね。

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Posted by dblacks