自分にとっての財産価値 箴言4:7
『知恵の初めに、知恵を買え。あなたが得たものすべてに換えて、悟りを買え。(箴言4:7新改訳2017)』
全財産、全精力を注ぎ込みたいほどの何かを発見した人は幸せです。
自分自身が生きて行くために、大切な優先順位があります。
もちろん人生には、自分自身だけでは無く、寄り添ってくれる隣人も大切です。しかし、その隣人に適切に対応するためにも、自分自身を愛(ケア)することが最重要課題です。
ここでは、「悟り」を全財産と引き替えて買うように示唆されています。
「知恵の初め」と記されているのは、土台をなす基本で、「大切な知恵」という意味です。
自分が立つ所に、適切な土台を据えることができれば、少々のことでは、ぐらつかないでしょうね。
そこに、全力を注ぐ必要性が指摘されているのです。
ただ、この世の中は、まやかしが多いので、せっかくの財産を召し上げられてしまうという憂き目に遭う人がいる、悲しい現実を知るすることもあります。
その教訓を生かして、自分にとっての土台を築けるのなら、それも幸せですね。
自分が、何に焦点を合わせるかが、選択の分岐点になります。
自分は、「生きているのか?」 「生かされているのか?」
「生かされている」のなら、誰に生かされているのか? を熟考する必要があると考えています。
聖書では、「創造主である神の愛によって生かされている」のです。
知恵の核心は、この「神の愛」を知ることです。
まず、それを感謝して受け取ることからはじめましょう。
そのために、優先順位を変えたり、様々なコストを負担することになるかも知れません。
しかし、「神の愛」を知ることは、「貴重なエネルギー」なのです。
それは、永遠なる生命と直結した、無尽蔵のギフトでもあるのです。
そして、そのギフトは、誰かから私へ、私からあなたへ、あなたから誰かへ、伝わっていくのですね。
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