休耕地を活用できる方法を考える

日本でも耕作放棄地が増えています。その理由は、高齢化と後継者不在と言われています。

そもそも、減反政策などが、その傾向に拍車をかけているのではないかとの話を聞きます。

住宅地の周辺に点在していた田んぼも宅地に転用されて、減反が見事に進んでいます。

また、養鶏や酪農にも暗雲が垂れ込めていて、食糧危機の懸念も囁かれています。一方、昆虫食のコオロギ繁殖などには、積極的な補助金が出ているとの指摘もあり、なんだか五里霧中のような状況です。

少しでも、残された農地を温存して、日本の食糧自給率を下支えするために、貢献して欲しいと願っています。

とは言っても、非農家の私には、情けなくも、為す術がないのが現状です。

そこで、農地の休耕スペースがあれば、栽培できるものをリストアップしておこうと思います。

シソ
素人でも簡単とは言われますが、虫に食われることもあると言います。

ラッキョウ
草取り以外は、手間がいらないようです。砂地なら最適地と言われています。

マコモ
株分けでどんどん増やせるたくましいもので、お茶やパウダーに使われ、マコモダケとして食用に用いられます。

エゴマ
山際の畑なら、イノシシやサルがよりつかないと言われていますが、シカはエゴマを食べるらしいです。身体に良いとされるエゴマ油を搾油できます。搾油が課題かも知れませんね。

ドクダミ
初期費用がゼロで、挿し根でどんどん増え、しかも、草払い機で収穫できると言われています。肥料の管理が課題で、籾殻、牛糞・鶏糞で土をつくり、収穫後の追肥も必要のようです。薬草としての需要があり、収益性は、稲作の30倍とも言われています。

クロモジ
養命酒の原料、お茶やミストスプレーなど需要が見込めます。栽培予定地の周辺に自生しているクロモジがあれば、移植が可能ですね。

ヨモギ
春先の土作りが課題のようです。ヨモギ苗の購入が必要ですが、日当たりが悪くても、水が来ない休耕田でも栽培が可能と言われます。イノシシやサルなどの獣害の心配がほとんどないと言われます。

大島桜
桜もち用の葉が年3回とれます。収穫したらすぐに塩漬けし桜もち業者に引き取ってもらうそうです。

身近に休耕地がある方は、取り組みやすそうなモノがあれば、トライしてみる価値がありそうですね。

ヨモギやドクダミなどは、野草として身近な存在ですが、古来から薬草として用いられてきました。身の回りで、自生している野草にも目を向けて勉強し、活用していく時代になってきたのかも知れませんね。

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Posted by dblacks