遺伝子組み換えに要注意

世界各地で、遺伝子組み換えが爆発的に増えているようです。

日本は、小規模農法が多いので、米作りでも、丁寧に育苗して田植えをするという流れが主流です。

でも、海外の大規模農場は、種まきも小型飛行機で行うそうです。肥料散布も農薬散布も同じように行うとなればコストもかさみます。そこで、種の遺伝子を組み換えることによって、手間暇を削減し、効率よく多くの収穫を得ようという試みです。

その一つが、害虫抵抗性作物です。

害虫抵抗性の遺伝子組み換え作物は、殺虫剤を使用せずに害虫による食害を軽減することができます。ここでは、害虫抵抗性の遺伝子組み換え作物として代表的な「Btタンパク質」を作り出すよう改良された作物です。トウモロコシ、ワタ、ダイズ、ナスなどで害虫抵抗性作物が実用化されています。

また、除草剤耐性作物があります。
除草剤耐性作物は、ある特定の除草剤をまいても枯れないよう、遺伝子組み換え技術によって作られた作物です。栽培中に特定の除草剤を1~2回散布するだけで、作物に被害を与えることなく雑草だけを枯らすことができるため、農作業の負担を軽減することができるのです。ダイズやトウモロコシ、ナタネ、ワタ、テンサイ、アルファルファなどが実用化されています。

その他の遺伝子組み換え植物もあります。
耐病性、栄養の強化、干ばつ耐性のほか、持続可能性に貢献するような特徴をもつ遺伝子組み換え作物や、鑑賞用の遺伝子組み換え花、また医薬品として利用される遺伝子組み換え植物などがあります。トウモロコシや小麦、大豆、アルファルファ、リンゴ、じゃがいも、ピンクパイナップル、パープルトマト、花などに応用されています。

医薬品分野では、イヌ歯周病に対する治療薬としてイヌインターフェロンを産生する遺伝子組み換えイチゴが2013年に動物用医薬品として承認され、販売されています。

ヒト用医薬品としては、ベンサミアナタバコというタバコ属の植物で生産されたCOVID-19ワクチンが、カナダにおいて承認されています。

生産者は、効率よくなるかも知れませんが、除草剤が人体に及ぼす影響などが懸念されて、認知されているように、遺伝子組み換えにおいても、多くの懸念があります。

日本でも、外食産業では表示なく使用できる部分もあるようですので、それらを避けたければ、消費者に選択権がありますから、その権利を行使する必要がありますね。

その為には、日々の情報収集を怠らないことが大切だと考えています。

加工食品では、表示の仕方が変わり、以前よりもわかりにくくなっていますから用心が必要だと感じています。

卵や鶏肉、牛乳や牛肉、豚肉なども、飼料(エサ)が遺伝子組み換えの可能性があります。それらも気にする時代になってきたようです。

かつては、ベトナム戦争で使われた枯れ葉剤の成分が、グリホサートで身近に売られている除草剤に含まれています。これも、自分が草を取らなくてもよいようにまく傾向がありますが、自分自身の健康を優先する方がよいと考えます。

日本が、あらゆる化学薬品、食品添加物などの在庫処分場と言われているので、その影響で、水質も悪くなり、食品にも多くのヤバい成分が含まれている現状があります。一掃したいですね。
参考サイト https://cbijapan.com/about_kind/herbicide/

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Posted by dblacks